動脈硬化の検査です。血管年齢もわかります。
高血圧・糖尿病・高脂血症などの成人病により、動脈が固くなり、最終的に血管が詰まり、最悪足の切断につながることもあります。早めの検査で血管の詰まりを確認し、病気を予防しましょう。
「下肢動脈の狭窄・閉塞の判断指標 ABI(エービーアイ)」と、 「動脈の硬さの指標 CAVI(キャビィ)を同時測定します。
・下肢の動脈の狭窄や閉塞の程度を表すことができます。
足の動脈硬化(閉塞性動脈硬化症)
(足の動脈硬化により、血管が狭くなったり、つまったりすることで足の血液の流れが悪くなる病気です。)
足の動脈硬化の重症度の分類
I度 冷感やしびれを感じる
II度 ある一定の歩行距離で痛みにより歩けなくなり、しばらく休むとまた歩ける
III度 安静時にも痛みが現れる
(特に夜間に痛むことが多い)
IV度 皮膚がじくじくしたり(潰瘍)
足先が腐って変色(壊疸)する
動脈硬化を予防するには、高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病が危険因子であることから、これらの疾患を予防・治療することが重要です。
さらに近年では内臓脂肪蓄積を基盤としたメタボリックシンドローム患者では、1つ1つの疾患が軽度、または発症していなくとも、それらが重複すると心血管疾患のリスクが著明に上昇することも言われています。
そこで血圧とは独立した動脈硬化そのものを診断・評価することも、予防を効率よく行うために重要だと考えられます。
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