・日本では100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験しております。
・眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないということが続いている場合、うつ病の可能性があります。精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がだめな人間などと感じてしまいます。
うつ病のサインは?
・抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
・何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
・疲れているのに眠れない、一日中眠い、いつもよりかなり早く目が覚める
・イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
・悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
・思考力が落ちる
・死にたくなる
周りから見てわかるサインは?
・症状が暗い
・涙もろくなった
・反応が遅い
・落ち着かない
・飲酒量が増える
・仕事の効率が落ちる
・生活や環境の変化が過度なプレッシャーやストレスとなって、うつ病のきっかけになることがあります。
・嬉しい出来事でも、うつ病になることがあります。
・早めに治療を始めるほど、回復も早いと言われています。そしてゆっくり休養をとることが大切です。
・お薬はゆっくり効果が出てきます。
・焦らずゆっくり良くしていきましょう。
・お薬の飲み始めに、吐き気、胃のむかつき、便秘・下痢などの症状が出ることがあります。
・1~2週で症状は自然に軽快しますが、内服で抑えることもできます。
・うつ病は、症状を軽減し、より良い状態を維持することです。
・良くなればお薬もやめられることもあります。
周りの対応方法は?
・気づく
・自殺をほのめかす言葉を無視しない
・無理に外出させない、趣味など気晴らしになりそうなことを強制させない
・追いつめない
・がんばれと言わない
・休養を取らせる
・病院に受診を
・良いお薬があります。
・まず、かかりつけ医に相談を。
・改善がおもわしくなければ精神科や心療内科にご紹介します。
・家族や親友、かかりつけ医・精神科医みんなで患者さんをサポートしましょう。
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