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ピロリ自費診療について(3次除菌も可能)

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ピロリ菌外来(自費診療(3次除菌治療可

 

(ヘリコバクターピロリ学会認定医)

 

  • ピロリ菌は5歳くらいまでに経口摂取(口移しや井戸水や土壌や食べ物)により感染します。昭和30年以前に生まれた世代では約80%に感染していると言われています。
    ピロリ菌により胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎を引き起こし、胃癌の原因になります。
    検査は胃カメラや組織検査、吐く息で検査する尿素呼気試験などで検査します。ピロリ菌が見つかれば除菌療法を行います。1週間抗生物質と胃酸を抑える薬にて成功率は70~80%です。除菌療法により胃癌の発生リスクを約1/3まで低下させられます。除菌が失敗しても2次除菌療法もあり、約90%の除菌成功率です。
    除菌時にLG21ヨーグルトを摂取することにより除菌成功率が上がるという論文もあります。
 
検査をするにあたっての注意事項 
  • ①検査希望当日は食事抜き(午前なら朝食抜き、午後なら昼食抜き)で、いつも内服している薬は飲んできて構いません。
  • 予約は必要ありません。(注意;尿素呼気試験の場合、検査をするにあたって午前は11時前、午後は4時前までにいらしてください)(注意;胃カメラは予約となります
  • ③結果は数日後になります。受診していただくか電話にてご報告します)
 
 
自費診療の費用(保険を使わず自費で行った場合) 
  • ピロリ菌に感染しているかどうかの診断
  • 診察+検査+判断料
  • 尿素呼気試験(息で調べる)8000円
  • 尿素呼気試験+血液検査(しっかり確認したい場合)10000円
  • 経鼻内視鏡(鼻から胃カメラ)18000円(注意:予約が必要です。)
  • (補足;結果は数日後になります。受診していただくか電話にてご報告します)
 
除菌治療(ピロリ菌がいた場合(陽性の時)) 
  • 除菌治療:1週間内服を行います(ペニシリンアレルギーのある方はご相談ください。下痢になることがあり、整腸剤も一緒にお出しします。)
  • 診察+薬(院内処方)15000円
 
除菌後判定(除菌できたかの確認) 
  • 除菌後判定(菌の死がいを排出するのに時間がかかるため除菌治療終了後4週間以降に )
  • 診察+検査(尿素呼気試験)+判断料+説明7000円
  • 結果は数日後になります。受診していただくか電話にてご報告します)
 
除菌失敗時の2次除菌(再除菌) 
  • 1週間内服を行います(1次除菌とは薬の内容が違います)
  • 診察+薬(院内処方)12000円
 
2次除菌後の判定(再除菌できたかの確認) 
  • 除菌後判定(除菌治療終了後4週間以降に)
  • 診察+検査(尿素呼気試験)+判断料+説明7000円
  • 結果は数日後になります。受診していただくか電話にてご報告します)

2次除菌失敗時の3次除菌
  • 2次除菌が失敗した場合、3次除菌を行えます。
  • 日本ピロリ菌学会で検討されている除菌療法を行えます。どうしても除菌したい方にお勧めします。
  • 1週間内服を行います(1次・2次除菌とは薬の内容が違います)
  • 診察+薬(院内処方)17000円

3次除菌後の判定(再除菌できたかの確認)
  • 除菌後判定(除菌治療終了後4週間以降に)
  • 診察+検査(尿素呼気試験)+判断料+説明7000円
  • 結果は数日後になります。受診していただくか電話にてご報告します

ピロリ菌除菌の注意事項 
  • ピロリ菌がいる場合は、除菌が成功しても胃癌の発症リスクは減少しますが癌になる可能性はあります。ピロリ菌がいた方は一度胃カメラをお勧めします。
  • ご家族に胃癌や胃炎がいる方や胃が悪い方は早期に検査をお薦めします。(除菌は早ければ早いほど胃に傷がつかなくて済むので良いです)
  • 胃の症状があれば保険での診察と胃カメラ検査をお勧めします(自己負担が減ります)。胃カメラにて慢性胃炎があれば、ピロリ菌のチェックが保険で可能となります。(自費より自己負担額が安くなります)
 
 

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