早期発見が難しい膵臓(すいぞう)がんを、血液検査だけで調べるもので、最もリスクが高い「Cランク」と判定された場合、膵臓がんになる可能性が平均よりも11.6倍高いことが分かります。Aランクであればリスクは全体平均の0.3倍程度となります。
画像診断などの追加検査を受け、早期発見につなげることができます。膵臓がんは早期であれば手術などで治療できますが、痛みなどの自覚症状が少なく、6割は手術不能の段階で発見されます。
がんと診断された人の5年後の生存率は7%と極めて低く、早期発見の手立てが求められていました。
この検査は、血液中にある約20種類のアミノ酸のバランスが疾患によって変わる性質を利用し、膵臓がんと関わりの深い6種類のアミノ酸の量から算出した独自の数値に基づき、AランクからCランクに分類されます。
当院ですでに行われているアミノインデックス(AICS)に膵臓がんも今後追加する予定です。
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