スタッフ紹介

院長挨拶

当院は、昭和62年の開院以来、地域医療に従事してきております。
前院長・外科医である山口　隆（現理事長）によって開院したこの医院ですが、当時は整形領域においてはペインクリニックを中心として、皮膚科関連疾患、外科疾患、糖尿病や高血圧症を含めた内科疾患、神経内科・脳神経外科領域と、幅広い分野で多くの患者さんへの医療を提供させていただいておりました。

現院長である私は、内科専門の医師です。

先代とは専門分野が異なっているため、専門的な診療内容も変更といたしました。

院長職に就業する以前は、国立盛岡病院・初代消化器科長として、その後は岩手県立大船渡病院・消化器科長を経て内科部長として責任ある立場を拝しておりました。当時から、主業である内視鏡治療をはじめ、消化器疾患・救急医療はもとより、悪性疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、血液疾患、膠原病、精神科疾患等、数多くの疾患に携わってきておりました。
特に治療内視鏡の分野では、平成19年の岩手県の早期胃癌登録患者数、およそ1/3の症例にあたる内視鏡手術実績を持っております。

肝胆膵領域での治療分野において、肝不全に対しては血漿交換や人工肝補助療法を、肝細胞癌に対しては血管造影検査・肝動脈化学塞栓療法・ラジオ波焼灼術を。膵癌・胆管癌・胆管結石等に対しては内視鏡的胆管膵管造影をはじめとする治療内視鏡（十二指腸乳頭切開、ステント留置）や経皮経肝胆管鏡など、重症膵炎に対しては動注療法や血液透析など、消化器疾患に携わる疾患において数多くの治療手技を経験しております。
C型慢性肝炎の治療結果は、治療患者数登録・治療効果において、東北大学は上野義之先生、岩手医科大学は鈴木一幸先生らにより（社）日本肝臓学会において報告していただき、高い評価をいただきました。

間

現代では、多種多様の疾患に対し、的確な診断のうえでの治療方針を決定する事が求められています。

そのため、これまでの経験を生かしつつ、最先端の知識と技術を提供するべく、日々精進しています。

当院へ受診される方々は、皮膚科領域、整形領域での診察希望が多いのですが、全ての疾患に対しては、内科医の目線から総合判断の上で加療しております。

個々の状態を把握させていただき、当院での加療不可の場合には、県内および県外の専門施設への紹介をさせていただいております。

間

これらを踏まえて、
日々の情報をアップデートしつつ、総合内科医として、医療業界との繋がり・関係性を深めながら、病因の根本を探るお手伝いをさせていただければ幸いです。

スタッフ一同、真摯に医療に取り組んでおります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

　肝臓専門医・消化器病専門医・消化器内視鏡専門医としての矜持を持ちつつ、これからの医療を展開したいと思っています。

　　　　　　　　　　医療法人　メディカルプラザ山口医院　　　　　　　　院長　　山口　隆将