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内視鏡検査について

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上部内視鏡検査

胃カメラとも言われ、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。

小さな病変の発見や、直接組織診断、X線を浴びないことに加え、必要に応じてヘリコバクター・ピロリ菌の診断もでき、モニターを観ながら挿入しますので、喉頭・声帯・下咽頭などの食道入口部の観察も可能です。


苦痛の少ない鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡)も可能です。

これまでの内視鏡検査の経験から、苦しくて内視鏡検査をしたくない・・・という方でも楽に受けられます。
ご希望の方は一度お問い合わせください。

検査で判明する主な病名

食道がん / 逆流性食道がん / 急性胃炎 / 十二指腸潰瘍 / 胃潰瘍 / 胃がんなど


検査の流れ(所要時間:約5分~7分程度)

1.上部内視鏡検査を実施するためには胃内をからっぽの状態にする必要があります。そのためには約6時間の絶食(透明な飲み物は可)が必要です。午前中の検査であれば、当日の朝を絶食にしてください。透明な水分は検査の2時間前まではお飲みいただけます。

※血糖降下薬(糖尿病薬)、血栓予防薬(バイアスピリン、ワーファリン等)を服用中の方は、事前に服用方法について医師とご相談ください。降圧薬(高血圧)はいつも通り飲んでおいてください。観察に支障を来すような粉薬や、緊急を要しない高脂血症薬などは、検査終了後に服用してください。


2.ご来院後、まず胃内の泡を消す液を少量お飲みいただきます。
次に検査台に横になり、のどあるいは鼻の麻酔を行います。

 

3.麻酔が効いたらいよいよ検査です。
挿入から終了まで一緒にモニターにて確認します。

 

4.必要に応じて、組織の一部を取って病理検査に提出します。
また潰瘍がみつかった場合、ピロリ菌の関与をその場で判定することも可能です。

 

5.検査終了後、結果はすぐに電子カルテのモニターでご覧いただけます。
約1時間後にのどの麻酔がとれた後、冷たいお水をコップ1杯お飲みください。
むせや痛みがなければ通常通り食事が可能です。

大腸内視鏡検査

食生活や生活環境の変化のためか、日本人は年々大腸がんが増えています。

大腸内視鏡は、大腸がん検診での便潜血反応が陽性なら必要な検査ですが、残念なことに、このことは意外にも世間一般には知られていないようで、便潜血反応の再検などで安心していては、大変なことになる恐れがあります。


検査で判明する主な病名

大腸ポリープ / 大腸がん / 潰瘍性大腸炎 / クローン病など


検査の流れ

1.検査前日まで、特別な食事制限は必要ありません。

 

2.ご来院いただいた後、2Lの腸管洗浄液を約2時間かけてゆっくり飲んでいただきます。
大腸内視鏡検査で一番つらい時間ですが、少しでも快適に過ごしていただけるよう、個人専用のトイレを用意しております。

 

3.腸管洗浄が完了しますといざ本番です。
左横向きになってもらい、長い腸管をアコーディオンをたたむように短縮しながらゆっくり挿入していきます。痛みやつっぱり感が出る場合がありますが、できるだけ楽にできるようにさせていただきます。
検査内容は直接モニターでいっしょにご確認いただけます。

 

4.病変が見つかれば、必要に応じてその場で生検を行ったり、病変を切除することも可能です。

 

5.検査終了後、結果はすぐに電子カルテのモニターでご覧いただけます。
腸管内の空気が出て、腹部膨満感がとれた後から通常通り食事が可能です。

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