咳や発熱はないけれど濃厚接触したかも知れないと心配されている方、社会経済活動の中でPCR検査が必要な方も
 いらっしゃると思います。
   ご本人の希望により行う全額自己負担で実施する検査(いわゆる自費検査)について説明します。
 *発熱や咳などの症状がある場合は、一般の保険診療の対象となりうるので、まずは保健所か病院、かかりつけ医療機関に
   相談してください。
①検査希望の方は、まずお電話ください(0575-31-4110 or 0575-31-4114)。
   唾液採取による検査ですので、鼻咽頭・鼻腔からの採取と違って苦痛なく検査することができますが、口の渇きが強い方や、
   上手に唾液採取ができない幼児には検査できません。自費検査ですが、検査前にお電話番号、保険証または運転免許証
   のコピーをいただきます。
 ②自費検査であっても「陽性」と診断された場合は、感染症法により保健所への届け出が必要となります。
   「保健所への届出を拒否される方」は自費であっても検査をお断りいたします。
 ③唾液採取後、配送してPCR検査は衛生検査所(株)メディックで行います。検査結果の報告はおおむね24時間後となります
 (配送のタイミングによって異なります)。衛生検査所(株)メディックから当クリニック宛てに報告があり、当クリニック医師から
   検査された方に報告します。
 *唾液採取時の注意点:下記@へ
 ④PCR検査費用1回30000円(唾液採取容器代、配送代金含む)、陰性証明書交付を希望の方は1100円(税込み)となります。
   陰性証明書は和文のみ。渡航用陰性証明書は交付できません。
   *唾液採取のため採取容器をお渡しした後に、十分な唾液採取ができなかった場合でも、PCR検査費用のうち容器代1650円は
    実費いただきます。
 ⑤検査には、その性質上、実際には感染しているのに結果が陰性になること(偽陰性)や、感染していないのに結果が陽性になること
 (偽陽性)があります。
   検査結果は検査時点での感染状況に関するものであって、陰性であっても、感染早期のためウイルスが検知されなかった可能性も
   あり得ます。
   また、検査時点で陰性でも、感染予防されるわけではないので、その後も感染の可能性はあるため感染予防は継続していただく
   必要があります。
@唾液採取の注意点:唾液採取の10分以上前から、飲食(ガム・のどあめ含む)、うがい(マウスウオッシュ、のどスプレー含む)、
    歯みがきをしないでください。
    脱水気味だと唾液が出にくいため、水分を十分にとっておいてください。唾液採取の方法をお示しした解説写真つきの説明文を
    お渡しします。
    説明文をよく読み、採取方法を理解したうえで自己採取していただきます。