脳ドックのご案内

当院は日本脳ドック学会の認定施設

当院は、日本脳ドック学会認定施設です。

当院の脳ドックの検査内容は、日本脳ドック学会の推奨する項目に基づいて実施しておりますので、安心して受診なさって下さい。

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脳ドックとは？

体の健康状態を調べる人間ドックと同じように、さまざまな検査を行って、脳や脳血管の状態や生活習慣病、特に脳血管障害の原因となる病気の有無を調べます。

検査結果に応じて将来起こるかもしれない脳の病気を予防するためにはどうすればよいのか適切な対策を立てるために指導をいたします。

脳ドックでわかる病気

　１．　脳血管障害（脳梗塞、脳内出血、脳動脈瘤など）

　２．　脳腫瘍

　３．　生活習慣病（高血圧、糖尿病、高脂血症、心房細動）

　４．　上記以外の病気も発見されることがあります

＊問題が発見された場合、病気の発症や悪化を予防するため適切な対策を講じます

脳ドックの検査内容

当院は日本脳ドック学会認定施設であり、脳ドックの検査内容は日本脳ドック学会ガイドラインに準拠しております。

　1.　身体測定

　2.　血圧測定

　3.　心電図

　4.　採血 ※1

　5.　尿検査

　6.　腹囲測定

　7.　胸部X線撮影

　8.　頭部MRI・MRA検査

　9. 頚動脈MRA検査

10.　HDS-R（改訂長谷川式簡易知能評価スケール）（認知症の診断などに用いる検査です）

11. MMSE　(ミニメンタルステート検査）（認知症の診断用などに用いる検査です）

12.　頚動脈超音波（エコー）（頚動脈の動脈硬化や血管年齢などを調べます）

13.　CAVI（心臓足首血管指数）

14.　ABI（足関節上腕血圧比）

※1.採血の詳細：白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板、総蛋白、アルブミン、GOT、GPT、LDH、CPK、尿素窒素、クレアチニン、Na、K,Cl、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、尿酸、血糖、グリコヘモグロビンA1cなど。

【脳ドック検査の補足説明】

①脳ＭＲＩ：脳の断層撮影を5種類行います。脳の病気（脳梗塞・脳出血・脳腫瘍など）を調べます。
②脳ＭＲＡ：脳の血管の撮影を行います。脳動脈瘤（脳出血の原因因子）などを代表する、脳血管の異常の有無を調べます。

③頸動脈エコー：超音波で頸動脈を撮影します。プラークなどの動脈硬化の程度を調べたり、狭窄などの血管病変を調べます。頸動脈は、脳血管に通じており、脳の病気にも影響があります。

④長谷川式・ＭＭＳＥ：記憶力を調べる検査で、認知症の診断にも用いられる検査です。当院の脳ドックでは、長谷川式とＭＭＳＥの2種類の検査を行い、総合的に診断をしております。

⑤CAVI：心臓から足先まで、全身の動脈の硬さ（動脈硬化）の程度を調べます。
⑥ABI：下肢動脈の詰まり（狭窄・閉塞）を調べます。

⑦胸部レントゲン：胸部領域（肺・縦隔・心臓など）の病気を調べます。異常があった場合は、胸部ＣＴなどの精密検査が必要になる場合があります。