2012年が始まりまして、早くも1カ月が経過しました。
今週は日本列島各地で記録的な豪雪となり、宮城でもたくさん雪が降りました。道路が凍結していたり、滑りやすい状況になっていますので、ご来院の際は十分にご注意ください。
寒い季節になりますと、多いのが「尿の病気」です。
夏とは違い、水を飲む量が減り、運動せずにジッとしていることが多いこの季節。水を飲む量が減ると自然に尿の回数が減ります。
すると、体の中にある尿の濃度が濃くなってしまい、「結晶」を作ってしまうのです。その結晶がたくさん集まると「尿結石」となります。(人でも同じ病気がありますね)
尿結石ができるとさまざまな病気の原因になります。(腎臓病、尿毒症、膀胱炎など)
最初の症状としては「頻尿」の行動がみられます。何度もトイレに行ったり、1回の尿の量が少なかったり・・・。ただ頻尿については気付くのはなかなか難しいようです。(仕事で家にいない時に確認できない など)
次の症状としては「血尿」です。結晶ができると、結晶が膀胱内の細胞に傷を付けて、そこから出血します。その出血が尿と一緒に排泄されるので、「血尿」となるのです。毎日尿の確認はできると思いますので、この時点で気付くことが多いです。
膀胱炎は慢性化になったりする怖い病気です。早めの対処で、悪化せずに済むことがありますので、「心配だな・・・」と思う方は、当院での尿検査をオススメいたします!
※尿検査の場合、採尿・検査に時間がかかりますので、午前中にご来院することをオススメします。(仕事があってなかなか行けない方もご相談によっては仕事前にお預かりして、仕事後にお迎えにしていただくことも可能ですので、お気軽にご連絡ください)
冬に発症率が高まる病気です。「今まで大丈夫だったし」と思っていても、発症してしまうことがありますのでご注意ください!