<PRP療法とは>
多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma, PRP)は、自己の血液から抽出して得られる血小板とそこに含まれる成長因子を豊富に含む成分であり、組織修復を促進することが知られています。血小板には出血した際に血液を止める働きが知られていますが、その他のコラーゲン合成や血管新生、抗炎症作用などの働きがあることが分かっています。PRPは自分の組織であるため、感染や免疫反応の危険性が少なく安全であり、局所に注射して投与することが可能であるため、非常に侵襲の低い治療法です。また、これらは清潔操作で行われかつ自己血液であるために、他人からの病気がうつる、あるいは感染症を起こす心配は基本的にありません。
整形外科・スポーツ医学の分野でも欧米を中心に頻用されており、日本でも徐々に認知されつつある治療です。
2018年10月
厚生労働省第3種再生医療等提供計画受理
治療計画番号:PC3180144
適応:
スポーツなどによる慢性的な膝、肘、肩、アキレス腱などの腱や筋肉の障害・外傷。加齢性変化による慢性的な膝・股関節、肩の痛み。
(上腕骨外側上顆炎、アキレス腱炎、膝蓋靭帯炎、足底腱膜炎、肉離れ、腱鞘炎、腱板炎、靭帯損傷、腱断裂など)
PRP療法は保険適応外の治療であり、自由診療です。
費用:PRP 1ml3万円、2ml5万円
(2回目以降1ml2万円、2ml4万円)
*費用には治療時の超音波検査料も含みます。
最近では少し話題になった、大谷翔平選手が肘の靭帯の怪我をしてこの治療を受けており、他には田中将大投手も肘の靭帯の怪我をしてこの治療を受けメジャーリーグで今でも素晴らしい結果を残しておられます。
海外ではプロスポーツ選手の方が多く利用している治療法で近年では日本でも普及が進みこのたび我がまつだ整形外科・リウマチ科クリニックでも認可がおり治療を始めて行く事になりました。
一度ご相談に来て観て下さい。