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【黄砂が飛んでいる時どうするか】(平成23年6月)

中国の大気汚染物質で注意したい無色透明の二酸化硫黄

1月から花粉症に似た症状が出るのは、二酸化硫黄の影響です。二酸化硫黄は、硫黄を含む石炭などの燃焼によって発生します。気体の二酸化硫黄は、眼と気道と肺を激しく刺激し、神経毒的に体調を崩すこともあります。空が青くても、無色透明の二酸化硫黄の濃度が高い日があるので注意が必要です。目視では分かりませんから厄介です。

 管理人は、1月から二酸化硫黄の被害を体感しています。大気汚染物質である硫酸塩エアロゾルの濃度が高い時は、空が青くても、眼と気道に刺激を感じ、ひどい時は鼻水や咳が出ます。鼻血や結膜炎が出る人もいます。杉花粉の刺激は、もう少しやわらかい感じです。

 中国の大気汚染物質は、暖房のために石炭の燃焼が増える冬が最も酷くなります。中国に近い西日本への悪影響は明白です。

 

中国の大気汚染物質にはスモッグも

スモッグは、目視で確認できます。花粉症は、花粉と汚染粉塵が混合されることで劇症化します。花粉症で、本質的に問題が深刻なのは、花粉ではなく、スモッグです。

 

中国の大気汚染物質による症状

中国の大気汚染が酷いのは、中国で不純物が多い石炭を燃やした時に出る煙を浄化する装置の稼働率が低いことも原因の一つです。そのため、中国の大気汚染物質には毒性があります。

 中国の大気汚染物質には毒性があるので、さらされると、目の充血や、人によっては炎症熱が激しく出るため、細菌感染やウイルス感染でないのに、のどの腫れがあったり、黄色の鼻水が出たりします。そのため、細菌などの感染症と誤診されることもあります。この炎症の薬として抗生剤は不適切です。大気汚染物質という活性酸素で傷ついた体に、抗生剤という活性酸素を追加することになるからです。

 粘膜が傷つくことで、鼻をかむと微量の出血を確認したり、ちょっとしたことで鼻血が出ることも。

 アレルギー反応(潜在的なアレルギー反応も含む)が出たり、眼精疲労になることもあります。

 中国の大気汚染物質は肺から長期に渡って血液に少しづつ吸収されていきます。このことで、呼吸器官の繊維化を促進されるため、酸素摂取能力が低下し、炎症反応を起こしやすくなるため、咳喘息、疲労感、脳力低下、耳鳴り、ウイルスに対する免疫力低下、結石、腎炎、頭痛、筋肉の性能低下による関節痛、腱鞘炎足がつる、こむらがえり(腓腹筋痙攣)線維筋痛症アトピー性皮膚炎(特に顔面)の悪化などを引き起こします。

黄砂が衣服につかないようにするためには、洗濯物に対する注意が必要です。

晴れた日に、黄砂は飛びますから、洗濯物を干していると、衣服に黄砂がついてしまいます。洗濯物を外に干さず、洗濯物に花粉をつけない方法での部屋干しも1つの方法です。

環境省黄砂飛来情報を参考にしてください。

視界が悪くなることで、飛行機などの公共機関が遅れたりすることがありますので、約束のあるときには、早めに出かけましょう。車の運転にも視界が悪くなるので注意が必要です。愛車は、黄砂によって汚れてしまいます。

窓を開けると、黄砂は家に入ってきます。そこで、窓を開けずに掃除できるクリーナーやウェット式で掃除したほうがいいでしょう。

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この時期は、できれば、窓は開けたくないですね

できれば窓を開けずに掃除しましょう。

また排気の少ない、掃除機が発売されています。

このような掃除機の、フィルターで、黄砂を残らず掃除してくれます。