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「C型慢性肝炎の新しい抗ウイルス療法 : インターフェロン・フリー」(平成27年1月号)

新しい抗ウイルス療法はインターフェロンを使用しないで、経口2剤による新しいC型慢性肝炎、肝硬変の治療です。今まで、高齢や合併症などの医学的な理由により、インターフェロン治療ができなかった、無効だった患者さんに対して、高いウイルス学的効果が得られています。また、ダクルインザ・スンベプラ併用療法は忍容性が高い事も知られています。ダクルインザ・スンベプラへ併用療法による治療が可能になった患者さんの場合、C型慢性肝炎の治療ガイドラインでは、この治療法をインターフェロン不適格/インターフェロン不耐応、あるいは前治療の無効のgenotaypeⅠ型症例に対する第一選択として位置づけられています。ダクルインザ・スンベプラ併用療法による治療を行う際の注意点としては、ALT上昇例が報告されていることから、肝機能の定期的なモニタリングを行うこと、また、飲み忘れなどがないように服薬コンプライアンスを十分指導することが必要。 また、ALT値が正常のC型慢性肝炎についての抗ウイルス療法についてです。ALT値が正常のC型肝炎であっても、高齢化のとともに発がんリスクが高まることから、ALT値が31以上の場合には、血小板が高値でも慢性肝炎の治療に準ずることが必要です。インターフェロンを使用しない、経口剤のみの、ダクルインザ・スンベプラ併用療法という新しい、抗ウイルス療法が登場したことにより、C型慢性肝炎・肝硬変の治療は大きな進歩が期待されます。C型慢性肝炎の治療は、年々進歩しております。これまで治療を受けられなかった患者さんにも治療を提供できる可能性があります。ぜひ、この治療の資格を持っている当クリニックの院長にご相談ください。的確なアドバイスをいたします。

 治療期間は1日2種類の内服を24週間施行です。

*Child-Pugh分類:肝機能障害中等度B(7~9点) 、 肝機能障害重度C:(10~15点)の肝機能障害または、非代償性肝硬変のある患者には投与しない。