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内科 消化器科(胃腸科)

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【人はなぜ疲れるのか】 (平成23年11月版)

小学生を対象に「困っていることは?」というアンケート調査をしたところ、「近頃、疲れる」との回答一番多かったという。慢性的な疲れは老若男女を問わず現代社会の自覚症状の一つになっている。

しかしそのかわりに、研究は進んでいない。そのため疲労感を訴えて医療機関にいっても、適当な検査がなく、病名もつけてもらえないことも多い。

なぜ、わけもなく疲労を感じるのだろうか。 激しい運動をすると、筋肉内に乳酸という物質がたまる。これが疲労を感じさせるひとつの原因であるが、別の説も上がってきているので、その研究結果がまたれるところである。ただ、疲れるといっても、病気の結果として出てくる疲れは要注意である。中年期で多いのはうつ病である。女性では甲状腺ホルモンの分泌低下する病気もある。

検査データに異常がなく、「6ヶ月以上続く、強い疲労感」「微熱」 「頭痛」などの症状があると慢性疲労性症候群という診断名がある。なんらかの原因で免疫力が低下し、軽微な慢性的炎症が続く状態である。

しかし、大部分の疲労は、時に重大な病気がないか鑑別診断をしていかなければならないが、睡眠不足、栄養のバランス、ストレスの蓄積が主体である。

自己診断すると、隠れた病気が潜んでいることがあるので、なかなか改善しない疲労感があるときはぜひ、病的疲労なのか、医療機関に相談してください。