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  • 【胆石症】平成23年10月分

【胆石症】平成23年10月分

胆石は、胆汁中のコレステロールなどの成分が結晶化し、これを核として大きく成長していき、結石ができます。
コレステロール結石は、動物性脂肪やコレステロールの多い食事をしていることが原因で、胆汁中のコレステロールが一定量を越えると余分なコレステロールが結晶化します。
ビリルビン結石は、大腸菌の細菌感染が原因として関係しています。胆汁の流れが悪くなったことによって細菌感染が起こり、ビリルビンとカルシウムが結合して結石が形成されます。


症状

主な症状は、以下の通りである。

  • 右上腹部痛
    主にみぞおちの痛みや右脇腹の痛み、そのほかに背中の痛みや張り、腰痛、肩凝り等が生じることもある。また、痛みの部位から、狭心症の痛みや、胃潰瘍の痛みと鑑別を必要とする。非常に強い痛みを伴うことが多い。

  • 悪心・嘔吐
    吐気嘔吐を伴うことが多い。

  • 発熱
    胆嚢や胆管が炎症を起こすと、発熱を生じる。

所見

  • 右上腹部圧痛・叩打痛
    多くの場合に認められる。

  • 黄疸
    胆管で肝臓から流れ込む胆汁が胆石によって、黄疸症状を引き起こすことがある。黄疸症状は胆管結石に多く、黄疸によって尿の色が濃くなることもある。

  • 手術治療
    胆嚢摘出術は胆石症の原因である胆嚢を摘出する手術で、最も根治的な胆石症の治療法である。近年では腹腔鏡下で行う手術が多くなってきている。

    胆嚢の機能は胆汁を一時的に蓄えるだけで、術後も胆汁は肝臓で作られ消化機能に影響がないため、手術により胆嚢を失っても日常生活に支障はないが、油脂を採り過ぎると下痢をしやすい体質になる可能性がある。

超音波破砕治療

体外衝撃波胆石破砕術(Extracorporeal shock wave lithotripsy|ESWL)と呼ばれ、体外から高周波衝撃波を当てることにより、胆石を砕く治療法。

侵襲が少なく患者への負担が軽い治療ではあるが、適応が「純コレステロール胆嚢結石」のみであり、日本人の多くのコレステロール胆石が石灰化混合胆石で他の胆石に対しては治療適応が無く、また胆石を除去するのではなく粉砕し自然排石を期待する治療で再発が多い。そのため、行う施設が少ない。また、胆嚢炎を生じた場合、胆嚢が肥大化し胆嚢壁が薄くなり、衝撃波を当てると胆嚢壁が破れる危険性があるため、この治療法を施すことはできない。(ウィキペディアより引用)