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内科 消化器科(胃腸科) 心療内科

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  • 頸動脈エコー(平成22年11月分)

頸動脈エコー(平成22年11月分)

Ⅰ.検査目的

1)適応疾患

脳血管疾患 脳梗塞・一過性脳虚血発作・頭蓋内動静脈奇形・もやもや病
頸部血管疾患 頸動脈狭窄症・高安動脈炎鎖骨下動脈盗血症候群
他の動脈硬化性疾患 心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症大動脈解離
高血圧・代謝性疾患 高血圧・糖尿病・高脂血症
自覚症状 めまい・ふらつきなどの精査

 

2)検査目的

  1. 頸部血管疾患
    超音波で得られる範囲に狭窄や閉塞などの病変が  あれば、診断可能である。  脳梗塞や一過性脳虚血発作における塞栓源、  内頸動脈狭窄症や高安動脈炎などの診断に有効。

  2. 頭蓋内血管疾患の推定
    頸部の血流速度や血流パターンが頭蓋内の  血流状態を反映。  脳梗塞や一過性脳虚血の原因としてプラークの破綻に  引き続き起こる血栓による塞栓が重要。

  3. 全身の動脈硬化度の評価
    頸動脈がアテローム性動脈硬化の好発部位  であることに加え、超音波検査を実施する上で、  頸動脈が比較的太い血管であるにもかかわらず  表在を走行し、非浸襲的に動脈を測定できるため、  頸動脈を血管の窓として全身の動脈硬化の評価が  試みられている。動脈硬化症の危険因子の評価として  頸動脈の動脈硬化が強いほどその他の部位の  動脈硬化も進行していると考えられ、心筋梗塞などの   虚血性心疾患や脳梗塞などの脳血管疾患が  発生しやすいと推定できる。   また、糖尿病や高脂血症など動脈硬化を起こしやすい  代謝性疾患において長期的な経過観察に有用。

  4. 手術前の危険度の評価
    人工心肺装置を使用する際の事故回避のため有用。

  5. 治療効果の評価
    非浸襲的検査のため繰り返し検査ができることから、  薬剤、食事療法、運動療法など、動脈硬化の退縮が  期待される治療の効果判定に有用。