昨年2011年12月に開院して以来、たくさんの患者さんと接してきましたが、その中で「骨密度検査ができますか?」という問い合わせを多くいただきました。「健康に対する意識が高い患者さんが多いな」と感じ、また、「骨折の予防」や「骨折により、今までできたことができなくなってしまうような、日常の生活の質を落としてしまうことを防ぐ」ことにもつながる骨の健康維持の必要性を再認識しました。
そこで3月17日より骨の健康状態をみる骨密度検査のシステムを導入し検査を実施しています。
実際の検査の方法は、手のレントゲン撮影を行い、それをコンピューターにて解析することで骨密度を測定します。検査開始から結果が出るまで、数分しかかからず患者さんにも好評です。
検査によって骨密度が低いことが確認された場合には生活の中での工夫をするのと同時にお薬で骨密度を維持、改善する治療を行うこともあります。
以前、骨密度検査をしたことがあり検査結果が思わしくなかった方や、比較的軽いけがにもかかわらず(もしくは、はっきりとした原因もないのに)骨折(特に背骨など)をしてしまった経験のある方などは、骨の健康状態を確認し、今後の日常生活の質を維持するための工夫を考える必要がある場合もありますので、お気軽にご相談ください。
(骨を丈夫に保つための食生活に役立つようなパンフレットなども準備しています。)