令和5年12月より再生医療であるPRPーFD治療を開始いたしました。
PRPは自分の血液を採取し、その血液から血小板由来の成長因子濃縮液を取り出したものを患部に注入し、痛みの改善、組織の自己修復能力を高める治療となります。
変形性膝関節症や半月板損傷、軟骨損傷などに伴う膝関節の痛み、外側上顆炎(テニス肘)・足底腱膜炎・アキレス腱炎などの腱や筋肉の炎症性疾患に効果があります。
特に膝関節の治療に関しては効果が多く報告されており、ヒアルロン酸などの治療では改善が乏しい方、膝の変形(すり減り)が進んで手術を勧められたが手術を受けられない方、などにはよい選択肢となる治療法です。
・メリット
①自分の血液が原料のため副作用のリスクが少ない
②外来で注射による治療であり、治療の翌日から通常の生活が可能
・デメリット
①自己修復力に依存するので治療効果に個人差がある。
②数日~1週間程度の短期的な注射部位の痛みや炎症を伴うことがある
③保険適応外のため費用は全額自己負担である。
PRPーFD治療は保険適応外の治療であり採血~注射まで含めて155,000円(税別)にて行います。
治療を希望される方、相談を希望される方は受付時に窓口にてお伝えください。