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神経ブロック注射

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神経ブロックとは

神経ブロック注射とは、痛みを感じる原因となっている部分や、神経に局所麻酔剤を注射する事で、痛みを軽減する治療法です。
   

神経ブロックに関するQ&A

Q:神経ブロック注射は、一時的に痛みをとるだけのものじゃないのですか?

A:人間が本来、持っている自己治癒力(自然に回復させようとする能力)を促進するための治療法です。

 確かに神経ブロックで使われる局所麻酔薬は、歯医者さんの麻酔と同じで、数時間で効果は切れてしまいます。しかし、神経ブロックを受けた方は、少なくともその数時間以上の効果が持続しています。(患者によっては、一度の神経ブロックで完全に治る方も沢山、居られます。)

 その訳は・・・
 何らかの原因で身体のどこかに痛みが起こると、交感神経が興奮して末梢血管の収縮が起こります。するとその場所の血流が減少して、低酸素状態になり、そこに痛みを発生する物質が作られます。更に、脊髄反射も起こり運動神経が興奮する事で、筋肉の緊張が増大することでも、その場所は低酸素状態になり、痛みを発生する物質が作られます。
 この痛みを発生する物質が、更に別の痛み刺激になって、交感神経を刺激して悪循環を繰り返す事で、痛みが増悪したり、慢性化の一因となります。この悪循環を神経ブロック注射は、断ち切ることができる為に、痛みが局所麻酔薬の有効時間以上にとれる理由なのです。

 もっと簡単に言えば・・・・
 何らかの原因で痛みが起こる→神経が興奮して血液の流れが悪くなる→痛みが発生
     ↓
 筋肉の緊張が強くなる→痛みが発生
これらの痛みが更に痛みを誘発する悪循環を来たす
神経ブロック注射はこの悪循環を断ち切り、生体が本来持っている、自然治癒力を促進させます。


Q:神経ブロック注射は、凄く痛いと聞いたのですが?

A:当院では可能な限り痛みを軽減するように努めています。

 当院で使用する針は非常に細く、注射の種類によっては、特注のさらに細い針を使います。
又、出来るだけ痛みが出にくい技術にて行いますので、ほとんどの患者様は、過去の経験よりも、想像よりも痛くないと言われております。
 それでも、注射の痛みが苦手な方には、氷で冷却したり、麻酔の為の麻酔注射を行います。


Q:神経ブロック注射は、体に悪いと聞いた事があるのですが?

A:神経ブロックは体に悪くありません。

 神経ブロックは少量の薬剤を、痛みの原因となっている部分や、神経に注射致します。
従って、薬剤の全身への影響は非常に少なく、子供から高齢者まで、妊婦や基礎疾患のある方にでも、
必要あれば安全に行う事ができます。
 注射する薬剤は、安全性の極めて高い局所麻酔剤を基本として、目的や状況に合わせて、ステロイドなどを組み合わせて使用しております。


Q:神経ブロック注射を受けた後、車の運転はできますか?

A: 可能です。

 ブロック注射の種類によっては、一時的に手足に力が入りにくくなったり、軽い痺れを感じたりする事があります。その際は、暫く休んでいただき、回復を待つ事で、車やバイクの運転、又は、自転車に乗る事は差し支えございません。
尚、注射の種類や、基礎疾患、患者様の状態によっては、何もなくても暫く休んでいただき、血圧を測り、診察させていただく事もあります。


Q:神経ブロック注射を受けた後、入浴できますか。

A:膝関節注射のみ入浴を控えていただいております。その他の関節注射・神経ブロック注射後の入浴は差し支えございません。
しかし、全身状態が悪く、免疫に異常がある方、非常に神経質な方などには、防水テープを貼らせていただくか、1日だけ入浴を控えていただいております。
当院では1日に100名近くに注射を行い、注射の刺入口から、感染に至った方は1人もおりません。


Q:神経ブロック注射以外に、他の治療もできますか?

A:神経ブロックは非常に有効な方法と言えますが、数ある治療法の一つに過ぎません。

 当院では、患者様の状態に応じて、点滴注射、静脈注射、リハビリテーション、マッサージ、東洋医学、AKA(関節運動学的アプローチ)、漢方、レーザー治療、を完備しておりますので、一人一人にあった治療法を組み合わせて、治療しております。

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