神田クリニックは乳がん検診と乳がん治療の専門のクリニックです。
乳房の痛みやしこり、乳頭からの分泌などの症状がある時は独りで悩まずに乳腺専門のクリニックへの受診をおすすめします。
乳がん検診は、年齢に関係なくどんな方でも受診できます。
乳がん検診の診断方法としては、マンモグラフィー併用の検診が一般的ですが、マンモグラフィーだけの画像診断では30%前後の乳がんの見落としが指摘され、エコー検査の必要性が検討されているところです。とくに20代~30代では乳房全体が白く写ってしまうため、エコー検査も必要になります。
患者様の意志を尊重し、一人の医師の判断ではなく複数の専門医・医療スタッフと治療方針を決定します。
診断の第一歩は注意深い視診と触診からです。
マンモグラフィーとは、乳がんを発見するための乳腺と乳房の専用のレントゲンのことです。乳房を圧迫して撮影します。
乳房にゼリーを塗り、超音波を当てて返ってくる音波を画像化する診断方法です。放射線被曝がありません。
マンモグラフィーやエコーによる画像診断と細胞診・組織診の結果の整合性を検討することにより誤診を避けることができます。画像診断と細胞診の結果が一致すれば、診断は確定します。毎週浜松医療センターで病理検討会を開き、正確な診断と適切な治療を行っています。
CT・MRI・シンチ・PETなどの検査は主に浜松医療センターへ依頼しています。
乳腺の手術は浜松医療センターをはじめ信頼のおける乳腺外科へ紹介しております。
術後再発防止のために不可欠な治療です。
腫瘍内科医・乳腺外科医・放射線医療医・コメディカルによる検討会で、患者様一人一人の治療方針が具体的に決定されます。
術前化学療法
ホルモン受容体陰性・HER2タンパク過剰発現の乳がんに最も有効であることが解ってきました。術前化学療法により腫瘍を縮小させ、乳房温存手術が可能になります。また乳がん細胞の完全消失も高い頻度で見られるようになりました。
診断・治療に関して一人の医師だけの判断で決めないで、第三者的立場の専門医に客観的な意見を求め、納得して治療を受けることを勧めています。