病気と予防

 

 

 

伝染病

犬（ジステンパー、パルボ、伝染性肝炎、アデノウイルス、パラインフルエンザ、コロナウイルス、レプトスピラ病）予防注射があります。

猫（伝染性鼻気管炎、カリシウイルス感染症、汎白血球減少症、猫伝染性白血病、クラミジア感染症）予防注射があります。

 

狂犬病

狂犬病はウイルスによって媒介される病気で、世界中で毎年およそ3万5千人の人が亡くなっています。温血動物全てがかかりますが、人と一番関係が深い犬に予防注射と登録が義務付けられています。

 

フィラリア症

蚊によって媒介される寄生虫で心臓に寄生します。症状は寄生が進んでから出ますので、予防が大切です。

 

ノミ・ダニ

皮膚病、貧血、アレルギーなどの原因になります。確実に予防でき、ストレスのない生活を送れるようにしてあげてください。

 

肥満

肥満は万病の原因となります。少しずつの変化にはついつい気が緩みがちです。遠慮なくご相談ください。

 

歯周病

犬猫ではむし歯の発生は少ないが歯石から起こる歯肉炎や歯周炎まで、家庭犬の8割は歯周病にかかっているといわれます。初期には歯垢や歯石の除去が効果的です。進行すると外科的な処置が必要になってきます。

 

腫瘍

動物達の高齢化に伴い、腫瘍に関連する疾患が増えてきました。腫瘍は皮膚腫瘍そして乳腺腫瘍の順で数が多い。表面のものは比較的早期に発見できますが、内臓に出来た腫瘍などはなかなか見つけ出すのは困難です。腫瘍で大切なのは早期発見、早期治療です。日頃からの観察を怠り無くしてください。そしておかしいなと思ったら、遠慮無くご相談ください。
また、乳腺腫瘍や睾丸の腫瘍などは避妊手術や去勢手術で予防できますので、交配を考えてない場合は早期の手術をお勧めします。