季節型インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンについて(2026年)
2026年9月 8日
1.8月下旬からインフルエンザの流行が伝えられています。徳島における流行は無いに等しいですが、
新学期から県外での流行が伝えられ、学級閉鎖も報道されています。
徳島の流行は全国に後れを取り、毎年最後尾に始まります。
2.一方新型コロナ感染症はインフルエンザの報道が出る以前、6月下旬頃から徐々に増加していますが、
お盆超えても流行は目立っていません。ただ定点当たりの報告数はインフルエンザより多く、
ワクチンの必要性を感じます。
3.ワクチン接種料金は昨年と同じです。高齢者には半額補助のクーポン券が送られてきます。
昨年の要綱の通り、インフルエンザは1600円、コロナワクチンは4000円です。
当院では12歳以下は1回2500円、13歳以上、64歳以下は3500円です。
2回目接種はどの年代も2500円です。クーポン券の利用は1回のみです。
4.インフルエンザの経鼻生ワクチン『フルミスト』について
24年から2才から18才まで使用出来るようになりました。メリットは ①注射ではなく鼻に噴霧するため
痛みがないこと ②両鼻に点鼻しますが、すぐに終わること ③1回の接種で済むこと ④粘膜免疫がつき
予防効果時間が長いこと、等です。デメリットは ①たまに感染症状(鼻水や咳)が出ること ②家族への
感染も有り得ること ④注射と同様卵アレルギーのある方には推奨できないこと ④補助が無く高価である
こと(8000円)、等です。
すでに半額程度補助されている市町村があります。注射を2回うつことを考えれば、1回で長期間の効果が
期待できることから一考の価値があります。
5.インフルエンザワクチンは予約の必要はありませんが、どちらかを先にうって、1週間以上間隔を開けることを
推奨します。新型コロナワクチンとフルミストの希望者は前もって電話予約してください。
接種計画についてはいつでもご相談ください。
6.高齢者のインフルエンザワクチンは令和9年1月15日までと期日指定があり、新型コロナワクチンは
3月31日までで半額補助があります。
7.毎年流行のパターンは異なっています。去年の冬の流行は2峰性で11月からA型が始まり今年1月には減少し、
2月にB型が流行しましたがその間は新型コロナが激減しました。
令和5年9月と令和6年2月に一時的にインフルエンザと新型コロナが同時流行し、令和7年1月は
インフルエンザが急増し、新型コロナはほどほどの流行で、3月には同時消退しています。
8月の阿波踊り後に新型コロナだけが流行し、インフルエンザはほとんどゼロでした。
去年11月にはインフルエンザの流行が始まりました。さて今年の流行はどうなるのか?
8.新型コロナの入院者数はこの1年横ばいが続いています。
死者数は高齢者が多いですが僅かな減少があるのみです。インフルエンザの死者数も横ばいです。
9.ワクチンには100%の感染予防効果はありませんが、重症化予防効果はあります。
不運にも感染した場合でも早い治癒が期待できます。抗体の持続時間には個人差がありますし効果を
自己判定すべきではありません。副反応の経験があるならご相談下さい。