2月10日の河野ブログに当院のグルタチオン注射の症例が紹介されました。グルタチオンは脳にとって最も重要な抗酸化物質の一つであり、脳を様々な有害物質から守る役割を担っています。パーキンソン病患者さんの脳内において、この重要な物質であるグルタチオンが減少していることが知られており、これをパーキンソン病やレビー小体型認知症の方に点滴すると直後から歩行が劇的に改善することがあります。意識障害のある場合には、グルタチオンにシチコリンを加えて点滴することもあります。
ドクターコウノの認知症ブログ www.dr-kono.blogzine.jp