診療のご案内

診療内容

内科一般、生活習慣病などの検査と治療
胃腸の病気（潰瘍、ポリープ、癌など）の検査と治療
消化器疾患（肝臓、胆石など）の検査と治療
特定健診、三島市がん検診、健康診断、予防接種

検査設備

胃・大腸内視鏡システム、超音波診断装置
胸部・腹部レントゲン装置、心電図、ピロリ菌検査装置

内視鏡室１_R

内視鏡室２_R 内視鏡室３_R

お知らせ

▷　内視鏡検査、超音波検査については、原則予約制です
窓口、電話でも受け付けております。
症状のある方は、検診ではなくて保険でご相談下さい。

▹　食道・胃・十二指腸の検査について

検査方法としては、内視鏡検査（胃カメラ）があります。内視鏡は、先端部外形5mm程度の細くて柔かいスコープを主に使用しますので、痛くはありません。のどの不快を和らげる咽頭麻酔を行って検査をしています。

《精密検査について》
内視鏡検査の場合、必要に応じて癌の有無などの精密検査をすることが出来ます。但し、バイアスピリン、パナルジン、ワーファリン、プラビックス、プレタールなどの血液をサラサラにする薬を内服している場合には、予め内服を一旦中止（休薬）していないと安全な精密検査が出来ないことがあります。精密検査をご希望の場合には、処方されている主治医にご相談下さい。

《胃がん検診の方へ》
胃がん検診の場合、精密検査の料金は別途保険負担になります。
眠って検査をご希望の方は、胃がん検診では鎮静剤の費用が認められないため、保険で検査を受けて下さい。

《眠って検査をご希望の方へ》
緊張の強い方、舌やのどが敏感な方は、鎮静剤を使用することもできます。鎮静剤を使用すると軽く眠った状態になり、反射が抑えられて楽に検査を受けることができますが、呼吸抑制や血圧低下などの副作用が起こる危険性があります。ご希望の方には、これらの副作用をご了解頂いた上で使用致します。また、検査後も眠気や判断能力の低下が残ることがありますので、当日の運転と危険作業は禁止になります。車を運転して来ないで下さい。

▹　大腸内視鏡検査について

大腸内視鏡検査とは

※この検査の目的は、内視鏡で大腸の中を直接観察しながら、便に血液が混じる原因などを調べます。
※大腸は直腸～盲腸までで、その方の身長程度の長さです。狭いお腹の中で、クネクネ曲がりくねって納まっていますので、時には上に押しあがるような、下に引っ張られるような不思議な感じがするかもしれません。大きな曲がり角を通過する時には、多少つっぱるような痛みを感じることもありますが、通過してしまえば落ち着きます。
※痛みや不安を和らげるために鎮静剤（麻酔）を使用することもありますが、痛みは大切な危険信号になります。薬の副作用もありますので、当院ではなるべく鎮静剤は使用しない方法を取っています。

◆リラックス出来れば、ほとんどの方は問題なく検査が出来ます。ご安心下さい。折角の機会です。テレビに写る自分の大腸の中を、じっくり観察してみましょう！

検査の方法

検査中に病変が認められたり、疑われた場合には、必要に応じて以下の処置を行います。
①粘膜組織の一部を生検（採取）して顕微鏡を用いた病理組織検査を行います。
②診断の補助として、病変部位には色素を散布します。（無害です。）
③病変から出血が認められた場合は、必要に応じて、止血処置（内視鏡的止血術）を行います。

▹　ヘリコバクターピロリ（ピロリ菌）について

1.保険で検査できる方

①内視鏡検査又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた方でピロリ感染が疑われる方
②内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされた方で、ピロリ感染が疑われる方（但し、検査後6ヶ月を過ぎると保険が適応されないことがあります。）
他、胃MALTリンパ腫の方、特発性血小板減少性紫斑病の方、早期胃癌に対する内視鏡的治療後の方

2.検査方法

抗体測定（血液検査、尿検査）、尿素呼気試験、迅速ウレアーゼ試験、糞便中抗原測定、他

3.除菌前/除菌後の感染診断

上記のいずれかの検査を実施しますが、検査の結果がピロリ陰性となった方に対して、異なる検査法により再度検査を行うことができます。
（必要に応じて、異なる2検査を同時に行う場合もあります。）