お知らせ
■2022年 10月 15日 インフルエンザワクチン接種開始しました
本日から当院もインフルエンザワクチン接種を開始しました。
過去二年間インフルエンザは流行していませんが、今年は以下の理由でワクチン接種することをお勧めします
1)コロナで行動が制限されていた過去二年と違い今年は行動制限が撤廃されました。特に外国からの観光客の制限がなくなり日本国内にウイルスが持ち込まれる可能性が高まったこと。
2)今年の夏、南半球のオーストラリアは冬にあたりインフルエンザの流行が見られ同様の事が今年の冬北半球の日本にも起こりうること。
3)過去二年日本国内でのインフルエンザの流行がなかったため、国内の日本人のインフルエンザに対しての抗体が低下しているおそれがあります、そのため例年より簡単に感染拡大を起こす可能性があること。
4)今だ新型コロナ感染症は2類感染症であり、コロナ診療は感染症指定病院(発熱外来)のみで対応することになります、もしインフルエンザ流行時に発熱した場合、コロナかインフルエンザか判断が出来ず結局インフルエンザの患者さんも発熱外来に受診することになり、発熱外来は8月の第7波以上の混雑が予想されます。政府はリモート診療などで対応しようとしていますがとてもこれで解消できるとは思えません。よって発熱してもすぐに診察を受けれない可能性もあります。インフルエンザワクチンは予防効果は限定的ですが死亡率を減少させることができ罹っても症状の軽症化が期待できます。
以上から(特に4番)接種することをお勧めします、接種はかかりつけ医で受けることをお勧めします、年末には新型コロナ2価ワクチンの接種も始まります、インフルエンザとの同時接種も可能とのことですが副反応を考えお勧めできません、11月中にインフルエンザワクチン接種を済ませて備えましょう。
接種に際しては医療機関ごとに費用や接種日などのが違います、必ず確認しましょう。
また、毎年問題になる複数の医療機関に予約して一番安いところで接種してあとは無断キャンセルする人がいます、絶対におやめください。当院は以後このような方のワクチン接種の予約はお断りいたします。
追記)10月20日(木)は院長学会出張のため休診となります。
以上、よろしくお願いいたします 田辺医院 院長 田邊 真一