インフルエンザの予防接種の季節が来ました。
10月14日現在、すでに呉市でインフルエンザの患者さんが散発しています。
例年より早い流行が懸念され、早めの接種をおすすめします
以下、接種に関する注意事項です。
1)ワクチンは効果が出るまでに2週間かかります、よって流行が始まってからの接種では遅すぎます。
2)大事な行事(受験、就職、冠婚葬祭)の予定のある人は、少なくともその2週間前までに接種を済ませましょう。
3)持病があるかた、また平素から薬を服用されている方は必ず主治医に接種の可否を確認しましょう。
4)授乳中、妊娠中の人も必ず主治医に接種の可否を相談の上接種しましょう。
5)問診票は漏れなくちゃんと記入しましょう。(特に女性の方は妊娠の有無、高齢者は持病の有無)
6)風邪気味や体調不良の時の接種は見合わせましょう。また接種当日は飲酒や激しい運動は控えましょう。
7)接種後は30分程度副作用が出ないかの確認のため医療機関に留まってもらう必要があります、よって診療時間終了間際の接種を控え、接種後も出来るだけ予定を入れないようにしましょう。
8)受験生、または受験生のいる家族の人はインフルエンザで失敗しないためにも家族全員で接種しましょう。
9)高齢者、また心臓病や腎臓病、肝臓病、悪性腫瘍のある方(必ず主治医に相談の上)やその家族も全員で接種しましょう。
10)新生児や乳幼児のいる家庭はその家に出入りする大人(家族、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん)みんなで接種してインフルエンザを家に持ち込まないようにしましょう。
11)接種費用は施設によって違います、必ず接種しようと思う施設に直接費用を確認をして接種しましょう。
インフルエンザワクチンは完全に予防できるものではありません。
接種したからと言って安心しうがいや手洗いなどをおろそかにしたら接種の意味がありません。