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お知らせ

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■2016年 6月 7日 熱中症に気をつけましょう

6月に入り梅雨入りしました。この時期から熱中症にかかる方が増え始めます。

実は熱中症は夏場(7,8月)よりも初夏(5、6月)のほうが多く、特に子供や老人にその傾向が見られます。

これはまだ5,6月は夏使用のいわゆる暑さに順応した体になっていない(暑気順応出来ていない)からだと思われます。

 

≪熱中症の予防について≫

1)早めの水分補給を心がけましょう、のどが乾いてからの水分補給ではタイミングが遅く、また高齢者ほどのどの渇きは感じにくいため注意が必要です。時間を決めて(30分~60分)てこまめに水分を取りましょう。

2)アルコールやコーヒー、紅茶、緑茶等のカフェインの入っているものは水分補給になりません、水分は水や麦茶、スポーツドリンク、経口補水液(OS-1)等が最適です。

3)汗をたくさんかいた時は水分だけでなく塩分も補充しましょう(スポーツドリンクやOS-1が最適)。高血圧などで塩分制限をされている方であっても、汗をたくさんかいた時は塩分を補給しましょう(ただし主治医の先生に事前に相談しておきましょう)。

4)クーラーの使い惜しみはしない事、暑さを我慢しても健康にはなれません

5)室内だからといって安心しない事、高齢者の熱中症の多くはクーラーを使わず、水分も長時間取らない夜間睡眠時におきています。

6)クーラーのついていない車や部屋に子供やペットを放置しない事、ペットも熱中症にかかります、また子供も体格が小さい分成人よりも熱中症になりやすく、死亡率も高いです。

7)熱中症の予防は、夏場の体力を落とさないために規則正しい生活(三食食べて十分な睡眠)と、適切な温度設定(夜間はクーラーのタイマーを使い26度程度の設定)をしましょう。

 

≪熱中症かと思ったら≫

1)まずは涼しい場所に移動し、衣服を緩め、楽な姿勢を取りましょう。医療機関への連絡と受診の手配をしましょう

2)熱中症の症状に典型的なものはありません、めまい、気分不良、筋肉痛痙攣、頭痛、意識障害等様々です。とにかく体調がすぐれない時は熱中症を疑い、出来るだけ早く医療機関へ受診しましょう

3)特に意識障害や筋肉痛を伴う熱中症は重症です、高度な集中治療を行っても死亡率が高く危険です、出来るだけ早く医療機関へ受診するため救急車を要請しましょう。

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