≪熱中症の予防について≫
1)「早めの水分補給、のどが乾いてからでなく時間を決めてこまめにとりましょう(30~50分おきぐらい)、特に高齢者は渇きを自覚しにくく注意が必要です。
2)アルコール、コーヒー、紅茶、緑茶などは水分補給になりません、水、麦茶、スポーツドリンク、経口補水液(OS-1)などで補充しましょう。
3)汗をかいたら水だけでなく塩分の補充も必要です(スポーツドリンクなどが便利です)
4)クーラーの使い惜しみはしない事。暑いのを我慢しても強くなりません。
5)室内だからといって油断しない事、高齢者の熱中症はクーラーを使わず、水分も長時間取らない夜間睡眠時に起きています。
6)クーラーのついていない車中や室内に子供を放置しない事。毎年死者が出ています。
7)規則正しい生活、3食とって十分な睡眠を守りましょう、その為には夜間クーラーを上手に使いましょう(タイマーや設定温度26度程度に設定)。
≪熱中症かもと思ったら?≫
1)まずは涼しい日陰へ移動させ、衣服を緩め、楽な姿勢を取らせましょう。医療機関への受診の手配、連絡をしましょう。
2)熱中症の症状は様々です、めまい、気分不良、筋肉痛、痙攣、頭痛、意識障害などなど、とにかく体調がすぐれないときは出来るだけ早く医療機関へ受診しましょう。
3)意識障害、筋痙攣を伴う熱中症は重症です、死亡率も高く、高度な集中治療が必要です、救急車を要請しましょう。