ハイビジョンスコープを使った精度の高い検査が可能なオリンパス社製消化管内視鏡を使用しています。狭帯域光観察(NBI=Narrow Band Imaging)システムを導入しています。NBIシステムとは、粘膜表面の微細な血管を観察するシステムで、内視鏡診断を飛躍的に向上させます。がんやポリープ等の腫瘍は、粘膜表面の微細な血管パターンが変化するため、通常の内視鏡検査ではわかりにくい腫瘍の発見の診断に有用です。
当院では可能な限り苦痛を感じないように内視鏡検査を行っております。「これであれば定期的に検査を受けたい」と思っていただけるように日々心がけております。ご希望の方には鎮静剤使用による苦痛の少ない内視鏡検査が可能ですのでご相談ください。鎮静剤使用される方は、検査当日自動車・バイク・自転車の運転によるご来院はお控えください。
近年、胃十二指腸潰瘍・慢性胃炎・胃がんの原因として、ヘリコバクターピロリ感染が知られるようになりました。必要に応じて内視鏡によるヘリコバクターピロリ菌感染検査や検査後に内視鏡以外によるピロリ菌検査も行えます。
このような方には上部消化管内視鏡検査を受ける事をお勧めします。
・胸焼け、げっぷ、酸っぱいものや苦いものが上がる方
・胃もたれ・胃痛のある方
・家族・親戚にピロリ菌の感染者がいる方、胃癌の患者さんがいる方
・喉の違和感、食べ物のつかえ感が長く続く方
・食欲不振、急な体重減少がある方
・黒い便が出る方
近年、大腸癌が増えてきております。発見が早ければ早いほど予後の良い疾患です。
大腸の中をきれいにしてからの検査になるため、事前に前処置(下剤や食事管理)が必要です。
このような方は検査を受ける事をお勧めします。
・便潜血陽性の方
・長年便秘が続いている方
・長年下痢が続いている方
・便が細くなった方
・便に血が混じる方(痔と思っていても大腸腫瘍であることがあります)
肝・胆嚢・膵・腎・脾を含めた腹部臓器の検査が可能です。基本は絶食下での検査となります。
頸動脈超音波検査は、動脈硬化が原因で、動脈の血管の壁が厚くなり、血管の内腔が狭くなっている様子を写し出すことができます。頸動脈の動脈硬化が進んでいるほど、ほかの部位の動脈硬化も進んでいる可能性が考えられます。脳梗塞など脳血管疾患に対するリスク評価にも利用しています。特に、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症の方におすすめの検査です。
心電図検査
安静時心電図検査(標準12誘導心電図検査)では、不整脈や狭心症・心筋梗塞などの診断の補助として用います。
デジタルX線装置による胸部および腹部レントゲン撮影
血球測定器
酸素飽和度
血圧モニター
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