東京都江東区高橋13-2 ヴィラロイヤル森下1F 森下駅 徒歩2分/清澄白河駅 徒歩3分
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)
「階段を上るときに息切れがする」「咳や痰が多くなった」「呼吸をするときに、ゼイゼイと音がする」といった自覚症状はありませんか?
40歳以上の方であれば、COPD(シーオーピーディー)の可能性があります。
あまり聞きなれないかもしれませんが、COPDは日本での患者数、約530万人と推定される、ありふれた病気です。
年齢とともに有病率は高まり、70歳以上では6人に1人という頻度にもかかわらず、「きっと年のせいだろう」と思い込み、検査を受けず、大多数はCOPDの診断をされていないのが現状です。
COPDは肺(肺胞)の一部が壊れ、呼吸機能が低下しています。
壊れたものを元に戻すことはできませんが、早く病気を発見して治療を続ければ、症状と生活の質を改善し、病気の進行を抑制することが可能です。
予防でも治療でもまずは禁煙です。
治療薬としては、気管支を広げる吸入薬や痰をきれやすくする薬などが用いられます。
また、息切れがするので日常生活で動かなくなりがちです。
それによって筋力が落ち、さらに軽い運動でも苦しくなる、という悪循環になりがちです。
病気を進行させないために、ウォーキングなどの軽い運動や腹式呼吸などが効果的です。
インフルエンザや肺炎にかかった場合にCOPDは重症化する危険性がありますので、それぞれの予防接種もお勧めします。