佐賀県・杵島郡白石町・外科・消化器内科(胃腸科)・整形外科・麻酔科・漢方

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診療理念・院長紹介

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診療理念

「木を見て森をみず」は、もともとヨーロッパ(イギリス)の諺(ことわざ)で、細かい部分にこだわりすぎて大きく全体や本質をつかまないことを意味します。それでは病気の本質を見抜くことができないことがあります。当院では「木(患者さま)を診て、森(ご家族)を診て、山(地域全体)を診る医療」を心がけています。西洋医学のみならず東洋医学・漢方も積極的に取り入れ患者さまを全人的(体や心、社会的立場など)に診る医療を目指します。

  1. 患者さま個々の状態のみならず、心身の状態、ご家族、生活環境にも気をくばり診療いたします。
  2. 患者さま自ら最良の選択を行えるように、対等の立場になって必要な情報や専門的知識・技術を提供いたします。
  3. 患者さまの満足のいく医療が受けられるよう、スタッフ一同、常に医学や医術の自主的な研鑽に努め、第一線の医療の実践を目指します。
  4. 適切な医療が受けられるように、IT環境を利用し、地域の基幹病院や他の診療所との円滑な連携と地域に開かれた医療を目指します。

診療案内

内科診療

風邪や肺炎、腹痛などの急性疾患から糖尿病、高血圧、高脂血症・認知症などの生活習慣病までかかりつけ医として皆さ んに安心して頂けるように幅広い疾患に対応しております。また、これまで培った肝臓・胆道・膵臓を中心とした消化器癌治療、肝炎治療などの専門性も生かし て地域に高度な医療が提供できるように心がけます。必要に応じて往診や訪問診療も行っております。
健康相談や各種検診、および色々な病気に対するセカンドオピニオンも気軽にご相談ください。さらに特殊な精密検査や専門性を必要とする検査・治療などは連携病院へのスムーズな紹介・連携を行っております。

外科診療

切り傷、擦り傷などの外傷や陥入爪、いろいろな部位のしこりや皮膚のできもの(イボや腫瘍)の、外来での手術に対応しております。特に外傷では皮膚保護材を用いた閉鎖療法を行い、従来より痛みが少なく治りの早い治療法を実践しています。 乳がんが心配な方の診療や相談も行います。
また、胃や大腸の内視鏡的ポリープ切除や胃ろうの管理、胃癌大腸癌や肝・胆道癌などの化学療法(抗がん剤)、肝・胆道癌のIVR(経皮的または内視鏡的胆道チューブ・ステント留置やドレナージの管理など)にも対応しております。

【肛門科】いわゆるいぼ痔、切れ痔、痔ろうなどの肛門科疾患全般の診療を行っております。手術は外来通院 で可能な場合に限って行っております。痔瘻を除く痔疾患の多くが良性疾患であるため、基本的には、出血や痛みがなければ多くの場合、手術は必要ないと考え ております。痔疾患との上手なおつきあいの方法を一緒に考えてみましょう。

院長からのご挨拶

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森 倫人 (もり みちと):  医学博士
昭和63年に佐賀大学一般・消化器外科に入局、主に肝胆膵外科に従事してきました。白石共立病院、織田病院などを経て、平成20年から当院を継承致しました。患者さんの立場に立った、より質の高い・専門性を生かした地域医療を目指しております。
【沿革】 当院は昭和41年(1966年)に、19床の有床診療所として開院し、胃切除、扁桃摘出、虫垂切除(盲腸)、鼠径ヘルニア(脱腸)などの外科手術を中心とした有床診療所でした。
平成17年3月に建物を無床診療所としてリニューアルし、平成20年1月より父親から継承開業致しました。一般外科・内科領域(高血圧、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病)全般に加え、特に消化器・肝臓病領域について検査や治療を含め力を入れております。丁寧な診察および説明を心がけ、地域の皆様方が気軽に来院できるような診療所を目指しております。
また、2階にはグループホーム(1単位:9人)、3階には認知症対応デイサービスを併設していますので(有限会社 森)、介護保険や福祉にも貢献していきたいと思います。

プロフィール

昭和36年(1961)9月27日生(ボルドーワインの当たり年)

趣味と現在の動向

旅行、スポーツ、映画(ビデオ)鑑賞、バイクなどですが、そのほかいろいろなことにも挑戦したいと思います。平成20年に耳(耳硬化症)の手術を受けた後、耳鳴りに悩まされ体調を崩しましたが、現在は回復、診療に専念することができるようになりました。 (小、中学校時代:剣道 初段、高校時代:サッカー、大学時代:ラグビーをやってました) 

経歴

昭和63年(1988) 埼玉医科大学卒業
同年 佐賀大学医学部 一般・消化器外科入局
平成元年(1989) 佐賀県立病院好生館麻酔科
平成2年(1990) 佐世保杏林病院外科医長
平成4年(1992) 佐賀大学医学部 一般・消化器外科
平成6年(1994) 佐賀大学医学部 一般・消化器外科 助手
平成12年(2000) 白石共立病院外科 医長
平成14年(2002) 織田病院外科 医長、部長
平成20年(2008) 森外科医院院長

資格・学会

博士号(学位)取得 医博乙第146号(平成12年12月20日)

[ 専門医資格および所属学会:平成20年  ]
日本外科学会専門医(指導医)、日本消化器外科学会専門医(指導医)、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本肝胆膵外科学会(評議員)、 麻酔科標榜医、日本麻酔科学会認定医、消化器がん外科治療認定医、日本癌治療学会暫定教育医、日本東洋医学会、日本胃癌学会

【令和元年 6月現在】

日本消化器内視鏡学会(専門医)、日本外科学会(終身認定・専門医)、日本認知症治療学会、麻酔科標榜医など

外科医の独り言(最近思うこと)

近年、外科・産科・小児科のなどの志望者の減少という問題が深刻化し、日本の医療の将来が危惧されかねない状況にありますが、外科は非侵襲的な内科治療が進んだ現在においても極めて重要な治療手段であり、私自身やはりメスは捨てたくないという思いがあります。

私のような医者でも開業して外科医として切磋琢磨し向上、維持していくことが今後可能だろうか?一つの可能性としては、日本に必要な医療改革として東海大学附属病院外科名誉教授の田島知郎先生が提言された、米国のような真の「オープンシステム制」が導入されれば良いと思います。

米国では、個人の中小病院はあまりなくほとんどが開業医で、自身のクリニックで外来を行い入院医療の必要な患者は基幹病院に入院させて、主治医とともに診療を継続する。

医師は地域の病院で診療特権を取得して、その病院を使って診療をし、病院には複数のグループの開業医が出入りし常に比較評価され、そして病院の設備やスタッフ、研修医を使って手術も日常的に行いその指導もする。
さらに病院の看護師や医師などのスタッフとの雇用関係はないため、医師に対して自由にものを言うことができ、事故があったときにも隠蔽する体質になりにくいという。

日本の医療の最大の問題点は、オープンシステムではないため相互評価の機構が欠落おり、そのため緊張感が不足し、医療レベルの低下を招きやすいということです。
また開業医や中小病院の医師は、それぞれ患者が自分の手に余れば上位の病院に送れば終わりなので、重症患者など診なくて済むことになり、技量は低下し医療の継続性にも問題を生じるという。

このような日本の医療を改革するには、難しい課題であるが、病院を真のオープンシステム化していくことがもっとも重要で、まず医療特区で試みるべきであろうと提言している。
個々の病院で医療連携の目的でオープンシステム化は導入されてはいるが、米国のそれとはほど遠い。 今後も外科医としてその可能性を探っていきたい。

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