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こんな症状がでたら

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近日中に病院へ

当院には、飼い主さまより動物たちの行動や症状に関するさまざまな質問が寄せられます。その中から、しばらく様子を見て来院された方がよいと思われるものをピックアップし、ご紹介いたします。
当てはまるものがありましたら、ご来院の上、獣医師にご相談ください。

Q:耳が汚れているのですが。
A:当院では耳掃除も行っております。お気軽にご相談ください。
もし、耳から悪臭がしたり、ひどく汚れていたりする場合は、早めにご来院ください。

Q:よく吐くのですが。
A:犬や猫はよく吐くことがあります。1日数回の嘔吐であれば様子を見て、連続して何回も吐く場合や、吐しゃ物の中に血や異物が混じっている場合はご来院ください。

Q:下痢をしています。
A:頻度が1日数回で、食欲の低下や元気も変わりなければ1日様子を見ても良いでしょう。下痢が続いたり、血や異物がまじっていたりする場合は、なんらかの病気にかかっているかもしれません。早めにご来院ください。

Q:皮膚を痒がり、脱毛があります
A:ノミやマダニなどが原因である場合は、動物病院で 取り扱っている駆除薬(フロントラインなど)をお使いください。その以外には、アレルギー、細菌、カビ、寄生虫などの感染によるものがあります。激しく掻 いたりなめる場合や、皮膚病の可能性がある場合は、治療を受けられることをおすすめいたします。

Q:口が臭っていて、息もくさいのですが
A:歯石がたまっていたり、歯肉炎や歯周病が原因で口臭がひどくなっていると考えられます。歯石がたまっている場合は歯石除去を行っていますので、ご来院ください。
腎不全など内臓疾患のある場合も口臭が強くなるときがあります。一度検査を受けてみてください。

今すぐ病院へ

飼い主さまより寄せられました質問の中から、急を要すると思われる症状をピックアップし、ご紹介いたします。
当てはまるものがありましたら、すぐ獣医師にご相談ください。

Q:口臭がひどいのですが
A:口臭は虫歯、歯石、歯周炎、歯肉炎の疑いがあります。歯がぐらぐらしていないか、よだれが多く出ていないか、膿が出ていないかをチェックしてください。消化器系の病気、寄生虫でも口臭が出ます。ご来院いただき、検査をすることをおすすめします。

Q:咳が続いていて、ときおり咳き込んでいます
A:気管支炎、肺炎、心疾患、ケンネルコフ、ジステンパーなどの疑いがあります。至急、適切な診断・治療を受けてください。

Q:歩き方がおかしい。足をひきずったり、地面につけずに歩いています。
A:爪の伸びすぎや軽い切り傷、足の裏にとげが刺さったなどの軽症の他、骨折や脱臼、関節炎、筋炎、椎間板ヘルニアなど重い病気の場合も考えられます。一度、ご来院して診察を受けてください。

Q:食欲がなく、ごはんを食べてくれません
A:何日も続けて食べないときは、内臓疾患、寄生虫、腫瘍などが考えられます。ごはんを食べないと栄養不足で衰弱もしてきますので、至急ご来院ください。

Q:繰り返し嘔吐しています
A:繰り返し吐く場合は要注意です。食欲があっても吐く場合は胃炎の疑いがあります。食欲がなく吐く場合は、感染症、中毒、胃内異物や腸閉塞などの胃腸疾患、肝炎、腎炎、耳内障害などの疑いがあります。嘔吐物を持ってご来院ください。

Q:呼吸が荒くなったり、乱れたりしています
A:夏や、暑い場所に長時間居た場合などは 熱射病が考えられます。冷水で濡らしたタオルを体にかけたり、体全体に冷水をかけるなどして、体温を下げてあげてください。その後は早めに病院へ。息が苦 しそうな場合は、異物の詰まり、横隔膜ヘルニア、心不全などの疑いがあり、呼吸が早い場合は器官虚脱、気管支炎など、呼吸が乱れる場合は心不全、フィラリ ア症の疑いがあります。呼吸をするたびに変な音がする場合は咽頭炎、軟口蓋異常などが考えられます。いずれも早急な治療が必要ですので、すぐにご来院くだ さい。

Q:ひどい便秘で困っています
A:犬や猫は老年になってくると便秘になりやすくなります。とくに猫は骨盤が狭いため、注意が必要です。便秘が何日も続いた場合はすぐ病院へ。また、腸や肛門部に腫瘍ができていることも考えられます。まずは診察を受けることをおすすめします。

Q:けいれんを起すのですが
A:何かを食べたあとにけいれんを起す場合は、中毒の可能性 があります。至急ご来院し、適切な治療を受けてください。その他、てんかん、脳炎、脳腫瘍など、脳の異常によりけいれんを起す場合があります。激しいけい れんを起したり、けいれんが数分以上続いたりする場合は、早めにご来院ください。

Q:猫が頻繁にトイレに入っています
A:とくにオス猫は尿道が細く、膀胱炎や尿路結石に なりやすいため、1日に何度もトイレに入っている場合は要注意です。おしっこがちゃんと出ているか、血がまじっていないかなどをチェックしてください。排 尿時に痛がって「ワァオ、ワァオ」と大きな声で鳴いたり、おしっこが出てないようでしたら、早めに受診してください。また、元気がなく嘔吐もしている場合 は、尿路閉塞の可能性があります。至急ご来院ください。

Q:尿に血が混じっていました
A:膀胱炎、尿路結石のほか、腎臓や膀胱などの疾患が考えられます。至急、ご来院し、検査と治療を受けてください。

Q:最近、うちの猫が水をたくさん飲んでいて、おしっこの量も増えたのですが
A:健康な 猫の一日の平均飲水量は、食事や運動量などにもよりますが、体重1kgで150ml、2kgで180ml、3kgで220ml、5kgで310ml程度で す。それ以上飲んでいて、おしっこの量が増える病気には、糖尿病や腎不全、肝不全、下垂体機能低下症、甲状腺機能亢進賞、クッシング症候群などがありま す。病院で適切な診断と治療を受けるようにしてください。

Q:犬が玉ねぎを食べてしまったのですが、それから元気がありません
A:犬と猫は、タマ ネギ、長ネギ、ニンニク、ニララッキョウなどのユリ科の植物に含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分によって溶血(赤血球が壊れる)を起こして しまいます。急性の貧血や血尿などを引き起こし、ひどい場合には、真っ赤な血尿が出たり、嘔吐、下痢、心臓の鼓動が早くなる、目の結膜が白くなるなどの症 状が出たり、命を落としてしまう場合もあります。もし犬や猫がネギ類やニンニク、ニラなどを食べてしまったら、至急病院で適切な処置と治療を受けてくださ い。

Q:犬にチョコレートを与えても大丈夫?
A:絶対に与えないでください。チョコレートや ココア、コーヒー、コーラなどに含まれるカフェインやテオブロミンという成分によって中毒を起こしてしまいます。体の小さい小型犬は、板チョコ1枚で死に 至る場合もあります。与えたり、犬が届く範囲に出しっぱなしにしたりしないよう注意してください。

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