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予防について

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予防について

動物を飼いはじめたら、伝染病などの予防のためと動物たちの健康のために、ワクチンを接種するようにしてあげてください。主なワクチンの種類は以下のとおりです。
伝染病は、散歩が好きなアウトドアで活動する犬ほど感染しやすいので予防が必要です。

正しい時期にワクチンを接種することで予防できる数々の伝染病があります。

 

犬ワクチン

  1. 犬ジステンパー:症状は発熱、下痢、神経症状など。治ってもさまざまな後遺症が残る。死亡率も高い。
  2. 犬アデノウイルス2型感染症:肺炎や扁桃炎などの呼吸器病を起こす。
  3. 犬伝染性肝炎:症状は嘔吐、下痢、食欲不振など。目が白濁することもある。
  4. 犬パラインフルエンザ:咳や鼻水、扁桃炎を起こす。
  5. 犬パルボウイルス感染症:血の混じった重度の下痢や嘔吐を起こす腸炎型が多い。伝染性が強く、死亡率も非常に高い。
  6. 犬コロナウイルス感染症:下痢と嘔吐が起る腸炎による感染症。
  7. 犬レプトスピラ病:犬と人間の共通の細菌により、腎臓や肝臓がおかされる病気。
  8. 狂犬病予防法について

日本では、狂犬病予防法で狂犬病ワクチンの接種が義務づけられています。
生後91日以上の犬は、飼い始めてから30日以内に1回、その後は毎年1回注射を受けなければなりません。

 

犬の予防接種

子犬の場合は、生後2ヶ月頃に1回目、その後約1ヶ月間隔で1~2回接種し、その後は毎年1回ずつ追加接種します。

 

狂犬病の予防接種

狂犬病の予防接種は、法律によって義務づけられています。生後90日を過ぎたら必ず接種し、最寄りの役所や保健所にて畜犬登録をする必要があります。

<狂犬病とは?>

人間にも感染して死亡することもある動物由来感染症です。狂犬病は一旦発病すると現段階では治療方法はありません。狂犬病には、狂暴性をおびて動くものすべてに噛みつく「狂躁型」と、四肢麻痺、不穏、錯乱等の脳炎の症状が出現し、最終的には起き上がることもできなくなってしまう「麻痺型」があります。日本では狂犬病はまだ発生していませんが、今後発生するおそれがあると言われています。

 

猫ワクチン

  1. 猫ウイルス性鼻気管炎:ヘルペスウイルスによる感染症。クシャミ、咳、鼻炎などの呼吸器症状のほか、結膜炎を引き起こす。
  2. 猫カリシウイルス感染症:症状はクシャミ・鼻水・発熱など。舌や口の周辺に潰瘍ができることもある。
  3. 猫汎白血球減少症:白血球が極端に少なくなる病気で、症状は高熱、嘔吐、食欲不振、下痢、脱水症状など。体力のない子猫は一日で死に至る場合もある。
  4. 猫白血病ウイルス感染症:白血病、リンパ腫、貧血、流産などを起こすほか、免疫力が弱くなるため、他の病気にかかりやすくなる。症状は体重減少、発熱、脱水、鼻水、下痢など。
  5. 猫エイズウィリス感染症:免疫低下によるあらゆる感染症に抵抗できない状態になり、口内炎、胃腸炎、鼻炎等がなかなか治らず末期には多臓器不全を起こし死に至る。

 

猫の予防接種

子猫は母親からもらった免疫が減少してくると伝染病にかかる危険性が高まります。
ワクチンを接種する時期は、子猫は(9週年齢以上)3~4週間隔で2回、成猫は年1回のワクチン接種をおすすめします。

 

猫エイズワクチン

 

フィラリア予防について

「フィラリア」とは寄生虫の名前です。フィラリアは蚊を媒介して犬の体内に侵入し、血液に乗って心臓へ移動して住み着き、犬の命を奪ってしまいます。
予防するためには、媒介となる蚊の出現に合わせて予防薬を1ヶ月に1度投薬することで、感染子虫を退治できます。
予防期間は、地域や気温などによって異なりますが、通常は蚊の発生後1ヵ月から蚊が見られなくなった後1ヵ月までの間、毎月1回投薬します。
予防薬には、フィラリア駆虫だけのもの、その他の寄生虫も駆除できるもの、ノミやダニの成長を妨げる効果もあるものなど、いろいろな種類がありますので、ご相談ください。

 

寄生虫駆除

外部寄生虫

代表的な寄生虫は、ノミ、マダニ、疥癬虫、ニキビダニなどです。これらの寄生虫に感染すると、やたら体をなめたり、掻いたりします。ひどい場合には、掻いたときにできた傷に細菌が付着して膿んでしまったり、脱毛が起ったりすることもあります。

腸内寄生虫

代表的な寄生虫は、回虫、鞭虫、サナダムシ、コクシジウムなどです。お腹の中に寄生虫がいると、下痢や血便、貧血などを起こします。投薬で駆虫することが可能です。

 

去勢手術・避妊手術

去勢・避妊手術は健康面での効果もあり、手術を受けた犬・猫は、受けていない犬・猫に比べると、長生きする傾向にあると言われています。

去勢・避妊手術のメリット

  • 避妊手術をすると子猫・子犬を生まなくなりますので、里親探しなどの苦労がなくなります。また、生まれてすぐ捨てられ野良になる猫や犬が増えることを、くい止めることができます。
  • 発情しなくなりますので、落ち着きがなくなったり、うるさく鳴いたりしなくなります。
  • 乳がん、子宮がんにかかりにくくなります。
  • オス猫はスプレー(オシッコをひっかけること)が少なくなります。
  • オス同士の勢力争いによるケンカでケガをすることが少なくなります。

※その他、健康診断なども行っております。気軽にご相談ください。

 

 

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